ジーダット、高専における半導体設計人材の育成支援のために自社開発ツールを提供

株式会社ジーダット

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ジーダット、高専における半導体設計人材の育成支援のために自社開発ツールを提供

報道機関各位

2024年3月6日
株式会社ジーダット

ジーダット、高専における半導体設計人材の育成支援のために自社開発ツールを提供

 株式会社ジーダット(本社:東京都中央区、社長:松尾和利、以下「ジーダット」)は、独立行政法人国立高等専門学校機構 有明工業高等専門学校(所在地:福岡県大牟田市、校長:八木 雅夫、以下「有明高専」)と進めている半導体設計人材育成の次のステップを想定した、「サーキットデザイン教育の全国展開」に対する支援の第一段として、当社自社開発製品であるSX-Meister*1の教育利用に関する、ライセンス使用契約の締結を行いました。

 「サーキットデザイン教育の全国展開」は、有明高専の石川准教授がかねてより提唱されており、有明高専とジーダットは、産学連携マッチングラボの共同運営(2023年8月末日まで)を通じ、電子回路授業において当社のSX-Meisterを用いた半導体・集積回路設計教育を実施してまいりました。

 すでに2023年10月から実施されている専攻科科目「サーキットデザイン」において、有明高専、独立行政法人国立高等専門学校機構 熊本高等専門学校(所在地:熊本県合志市、校長:高松 洋、以下「熊本高専」)(熊本キャンパス・八代キャンパス)の20名に対してEDA*2演習環境および教育用PDK*3を提供いたしました。
 今後、さらなる半導体設計人材育成に向けて、本取り組みを全国の高専に展開していくため、ジーダットは有明高専に対してライセンスセンターとしての拠点支援を行ってまいります。

 ※本取り組みは、高専機構のCOMPASS5.0(半導体分野)K-SEMICONの設計人材育成拠点としての有明高専の取り組みを全面的に支援し、日本の半導体人材育成に資することを期待するものです。

*1) SX-Meisterとは、ジーダットが独自開発した第五代目の半導体設計用CADツールです。本製品を導入する事により、半導体用の回路設計工程からマスクレイアウト設計工程までを幅広くカバーする、半導体向けの統合型設計環境を構築する事ができます。SXシリーズは、1980年にSX-7000が誕生して以来、44年間にわたり、α-SXからSX-Meisterへと進化し続けています。

*2) EDAとは、Electronic Design Automationの略で、SX-Meisterのような半導体やプリント基板等向けの電子設計用CADツール全般を指しています。

*3) PDKとは、Process Design Kitの略で、半導体の前工程を担うファウンドリ各社が半導体・集積回路の設計者に通常は秘密保持契約を締結して提供するものです。


■ 株式会社ジーダット(Jedat Inc.)概要

所在地 :東京都中央区湊1-1-12 HSB鐵砲洲
創業  :2004年2月2日
資本金 :762,524,260円
代表者 :取締役社長 執行役員 松尾 和利
URL  : https://www.newjedat.arum-net.com/
事業内容:半導体やFPD(Flat Panel Display)向けCADソフトウェア(EDA)の研究、開発、販売およびコンサルテーション


■ 本件に関するお問い合わせ先

株式会社ジーダット
 営業企画部 三浦 一広
 TEL:03-6262-8400

以上