PRIMARIUS TECHNOLOGIES社が回路シミュレータNanoSpiceTMをバージョンアップ(バージョン2021.1)
株式会社ジーダット
NEWS
お客様各位
2021年10月11日
株式会社ジーダット
PRIMARIUS TECHNOLOGIES社が
回路シミュレータNanoSpiceTMをバージョンアップ
(バージョン2021.1)
いつも格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
弊社が国内販売代理店を務めていますPRIMARIUS TECHNOLOGIES社がこのたび、回路シミュレータNanoSpiceTMをバージョンアップ致しました。
■ バージョンアップ項目
- スナップショットベースのリカバリーファイルセーブ機能
・DC解析前あるいは特別なタイムポイントで、スナップショットをセーブできます。
・このスナップショットからのリカバリーが可能です。 - Cベースモデルをサポート
・CベースモデルはC言語の柔軟性を持ち、アナログ
・デジタル両方のビヘイビアの記述が可能になります。 - .SAVEコマンドをサポート
・.SAVEコマンドにより、回路のオペレーティングポイントをユーザー指定ファイルにセーブすることができます。 - 新モデル対応
・BSIMCMG V111.1 とBSIMBULKをサポートしました。 - 新オプション
・.option skip_flat_pl_node: SPFのサブノードのプロービングをスキップする制御を行います。
・.option cktchk_subckt_port: サブサーキットのポート電圧の出力を制御します。
・.option sim_profiling: シミュレーション中のプロファイリングデータの出力を制御します。 - NanoSpice ProTMの新機能
・モンテカルロ解析をサポートしました。 - ミックストシグナルシミュレーション
・SystemVerilog syntaxをサポートしました。
・dynamic supply modelingをサポートしました。
・Xceliumのコネクションルールをサポートしました。 - HighSigmaシミュレーション改善
・HighSigma解析を高速化しました。 - その他の改善項目・過渡解析のstartパラメータに対応しました。
・if-else blockの ignore_blockに対応しました。
・ignore_blockのワイルドカードに対応しました。
・AC・DC解析で continuous measureに対応しました。
・正規表現のprobeで exceptパラメータに対応しました。
・.ALTERで.ICに対応しました。
・data sweepパラメータを用いた双方向解析に対応しました。
・IBISで、alter文後のトポロジー変更に対応しました。
・Verilog-Aの $fscanf, $sscanfに対応しました。
【お問い合わせ先】
営業本部 パートナープロダクツ技術部 加藤義之
TEL : 03-6262-8401
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